30%-40%台の増益となった3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表もほぼ終わりとなりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減益となり厳しい決算となった企業も目立ちました。しかし、こうした環境のなかでも増益を確保し健闘した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第3四半期の利益が前年同期比で30%-40%台の増益となったものをピックアップしてみました。
例えばスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)では4月に発売した家庭用ゲームソフトやスマホ向けゲームの課金収入が好調で第3四半期の営業利益が前年同期比で48%に近い増益となり同期間として過去最高となっています。また、日清食品ホールディングス(2897)でもカップ麺類や袋麺類の販売が好調で第3四半期の営業利益が前年同期比で40%余りの増益となっています。