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今週(12月11日~12月17日)の相場動向

相場回顧 BTC:不透明感の解消とともに価格を伸ばし、ついにBTC=20,000ドルを突破

BTCは、先週に一時BTC=187万円(18,000ドル)を割り込んでいたが、シンガポール大手DBS銀行によるデジタル資産取引所の開設報道などを受けて買い戻しスタートとなると、日本時間12日には米FDAがファイザーの新型コロナワクチン緊急使用を認可、同13日には米CDCが接種を承認し、ワクチンを巡る不透明感が和らいだことで再び騰勢を強めた。さらに、米大統領選挙の選挙人投票でバイデン氏の当選が確実との報道を受けて買いの勢いを増した。BTC=202万円(19,500ドル)付近では上値の重い展開が続いたが、英RufferによるBTC購入や加CI FinancialによるBTCファンド立ち上げなど機関投資家関連報道が相次ぐなか、16日には再び上昇し、ついにBTC=207万円(20,000ドル)を上抜けた。その後はFOMOも意識されて上値追いの展開となり一時BTC=238万円(23,000ドル)付近まで高騰した。

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来週(12月18日~12月24日)の相場予想

レジスタンスがない状況下、BTCはどこまで価格を伸ばすのか

先週に述べた通り今週は、機関投資家参入の動きも継続するなか、重要イベント通過による不透明感の解消とともに価格を伸ばし、ついに歴史的高値となるBTC=207万円(20,000ドル)を突破した。

来週はレジスタンスがない状況で買いがどこまで継続するかが焦点となる。金融市場の主な関心ごとでは米追加経済対策協議を残しているが、これ如何ではなく、FOMOによる買いがメインだろう。上昇が期待できる一方で、反動による大幅な急落への警戒が必要である。年末も意識されることから、年内にあと一度は大きな下落が来る可能性が考えられる。

直近上値としてはBTC=259万円(25,000ドル)、直近下値としてBTC=207万円(20,000ドル)を意識する。