第3四半期に増益を確保した12月決算銘柄は
先月下旬から3月決算銘柄の上期決算発表が行われていましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の第3四半期決算発表でそれも終了となりました。その結果をみると新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅な減益となる企業や赤字となる企業も目立ちましたが、その一方でそうしたなかでも健闘した企業もあります。そこで今回はTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にこの第3四半期に増益を確保した銘柄をピックアップしてみました。
例えばシマノ(7309)では新型コロナウイルスの感染拡大をうけて公共交通機関の利用を控える傾向が強まるなか世界的に自転車の需要が増加し関連部品の引き合いが堅調に推移していることから第3四半期の営業利益が前年同期比で7%を超える増益となりました。そして通期の営業利益の見通しを上方修正したことで決算発表翌日に株価が急伸し上場来高値を更新しています。