株価は上がる。日経平均も気が付くと2年前10月の高値も超え、1991年11月以来、29年ぶりの高値を付けました。アメリカでは上院を共和党が過半数を押さえそうで、仮にバイデンが大統領になっても増税はしにくいだろうとの思惑、またそのような場合のねじれ国会状態が、デジタルジャイアントに対する強い規制もしにくくなるだろうとの思惑が、テクノロジー株を中心に株価を押し上げ、それが日本にも影響を与えている様子に見えます。

いずれが大統領になってもFRB議長は変わらず、即ち超低金利・超大量金融緩和は継続されることが明らかなので、水に浮かべたウキは水を入れれば上がるように、株価は全面的にふわふわと上がっています。巨大な金融緩和・財政支出が続く中で、特にアメリカの中央銀行のバランスシートが大膨張するとの思惑から、ドルは売られ、ビットコインは買われています。

要は全般的に、資産インフレが更に進行しようとしているように見えます。郵便投票の行方などよりも、もっと大きな全体図を見ていきたいですね!