5社以上が目標株価を引き上げた銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表も8月中旬にほぼ終わりとなりましたが、それから2カ月以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り進んだとみられます。そこで今回は8月11日以降に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがソフトバンクグループ(9984)で、第1四半期の当期利益が12%近い増益を確保しコンセンサス予想を大きく上回ったこともあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、パーソルホールディングス(2181)やENEOSホールディングス(5020)、第一生命ホールディングス(8750)、サンドラッグ(9989)、富士フイルムホールディングス(4901)、リクルートホールディングス(6098)でも5社が目標株価を引き上げています。