先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表もほぼ終わりとなりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算企業の第1四半期決算発表で、これも先週で終了しました。そのため決算発表後のアナリストによる業績や目標株価の見直し作業も順次進んでいると思われます。そこでまずは8日までに決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがみられたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのがポーラ・オルビスホールディングス(4927)とアサヒホールディングス(2502)で、堅調な業績を受けて決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、花王(4452)や協和発酵キリン(4151)、旭硝子(5201)でも3社が目標株価を引き上げたほか、ライオン(4912)とDMG森精機(6141)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。