7月下旬からスタートした12月決算銘柄の上期決算発表は8月中旬にほぼ終わりとなりましたが、それから1カ月以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだとみられます。そこで今回は8月3日から7日に上期決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがクボタ(6326)やネクソン(3659)、ヤマハ発動機(7272)で、クボタとヤマハ発動機では上期の営業利益が大幅な減益となったもののコンセンサス予想を上回ったことで、またネクソンでは上期の営業利益が増益となったことなどで5社が目標株価を引き上げています。さらにユニ・チャーム(8113)と国際石油開発帝石(1605)でも4社が決算発表後に目標株価を引き上げています。