10月下旬からスタートした3月決算銘柄の中間決算も先月中旬に終わりましたが、決算を受けて株価がその後大きく水準を切り上げる銘柄もあれば、反対に決算後に株価が下落する銘柄もみられます。そこで今回は決算発表後に株価が冴えない展開となりながらも今後の回復が期待されている3月決算銘柄を取り上げてみました。

具体的には決算発表前に比べて株価が5%以上下落している銘柄で、目標株価コンセンサスが決算発表前の株価を上回るものをピックアップしてみました。例えば村田製作所(6981)では通期の業績予想を下方修正したことで決算発表前に比べ14%余り株価が下落していますが、目標株価コンセンサスは決算発表前の株価を3%上回っています。また、決算発表前に比べ株価が10%余り下落しているソフトバンクグループ(9984)では目標株価コンセンサスが決算発表前の株価を30%余りも上回っています。