今月下旬からスタートした3月期決算銘柄の中間決算も徐々に本格化しており、TOPIX500採用の3月期決算銘柄に限っても昨日一日で40社近い企業が決算を発表しています。そこで今回は早速、昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみました。決算発表はまだ始まったばかりですが、第1四半期と違って折り返し地点の中間決算ということもあって業績予想を上方修正する企業も多くみられます。

そのなかでも大幅な上方修正に踏み切ったのが任天堂(7974)で、コンセンサス予想には届かなかったものの、これまで650億円としていた通期の営業利益の見通しを一気に2倍近い1200億円まで引き上げています。また、日本特殊陶業(5334)でも通期の営業利益の見通しを534億円から664億円へと2割以上引き上げています。さらに京セラ(6971)でも通期の営業利益の見通しを1割以上引き上げています。