7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表も先月中旬には終わりました。したがって8月に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもずいぶんと進んだと思われます。そこで今回は8月に入って決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に会社予想が据え置きになったにも関わらずコンセンサス予想が決算後に5%以上上昇したものをピックアップしてみました。

そのなかで決算後にコンセンサス予想が1割以上上昇したのがJXTGホールディングス(5020)や三井金属鉱業(5706)、住友金属鉱山(5713)、スズキ(7269)で、住友金属鉱山ではコンセンサス予想が会社予想を2割以上、スズキでは3割以上上回る格好となっています。また、コンセンサス予想が2割以上上昇した三井物産(8031)でもコンセンサス予想が会社予想を2割以上上回っています。