先月からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表では営業減益となり冴えないものも目立ちます。例えば為替が円安となった影響もあってニトリホールディングス(9843)の第1四半期の営業利益は前年同期比5.6%減となり、決算発表翌日の株価は7%近い大幅下落となりました。また、しまむら(8227)の営業利益も二桁の減益となり、決算発表翌日の株価は一時3%以上下げる場面がありました。

こうしたなか今週も2月決算企業の決算発表が続きます。明日11日にはポプラ(7601)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)といったコンビニなどが決算発表を予定しているほか、12日にはコメダホールディングス(3543)やリンガーハット(8200)などが、さらに13日には松屋(8237)などが決算を発表する予定です。