日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ3%減り減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高益を更新しています。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。
こうしたなか今回は今期に営業利益で最高益更新が見込まれる3月決算銘柄のなかから、数年ぶりに最高益が見込まれるものをピックアップしてみました。例えば古河電池(6937)では2割近い営業増益から9年ぶりの最高益更新が見込まれるほか、LIXILグループ(5938)では4年ぶりに、またアルプス電気(6770)では3年ぶりに最高益を更新する見通しとなっています。