日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ3%減り減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高を更新となりました。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。
そこで今回は今期に営業利益で最高益更新が見込まれる3月決算銘柄のなかから前期こそ最高益を逃したものの、今期は2年ぶりに最高益が見込まれるものをピックアップしてみました。例えば炭素繊維の苦戦などで前期に4期ぶりの営業減益となり最高益に届かなかった東レ(3402)では、今期は二桁の増益による2年ぶりの最高益更新を見込んでいます。