先月からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も終わりましたが、その2月決算企業の決算を集計してみると前期は5%余りの営業増益となり、多くの企業が増益を確保しています。しかし、決算を四半期(3ヵ月)ごとにみてみると1年を通して好調を維持し今期も増益が見込まれる銘柄はそれほど多くありません。

そこで今回は前期に第1四半期から第4四半期まで各四半期とも増益を確保し、今期も増益が見込まれている2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば前期に各四半期とも二桁の増益を確保したエスフード(2292)では、今期も1割近い増益が予想されています。また、前期に1年を通して高い増益を続けたエスクロー・エージェント・ジャパン(6093)でも今期に3割を超す大幅な増益が見込まれています。