先月からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も終わりとなりましたが、東証1部上場の2月期企業の決算を集計してみると前期は6%近い経常増益となり、今期も3%余りの増益が見込まれています。そしてこのように堅調な決算となるなか、今期に続いて来期も最高益が見込まれる2月決算企業も少なからずみられます。
こうしたなか昨日は二桁の大幅増益で前期に続いて最高益が期待される銘柄を取り上げましたが、今回は一桁増益ながら前期に続いて最高益が期待される銘柄をピックアップしてみました。例えば首都圏でラーメン店チェーンを展開するハイデ日高(7611)は2%余りの増益ながら前期に続いて最高益となる見込みで、今期で15期連続で最高益を更新する見通しとなっています。そのほかエービーシー・マート(2670)やセブン&アイ・ホールディングス(3382)でも一桁増益での最高益更新が予想されています。