3月末の年度末に節目の19,000円を割り込み、その後も19,000円を下回って推移している日経平均は年初来安値を更新する展開となっていますが、こうしたなかでも先週から名実ともに新年度入りとなったこともあって2017年度業績への関心が高まっています。そこで今回は2017年3月期は二桁の減益ながら、2018年3月期は二桁以上の増益が期待される銘柄で、強気(強気とやや強気の合計)が6割以上と評価の高いものを取り上げてみました。

例えばソニー(6758)は2017年3月期こそ13%近い減益とみられているものの、2018年3月にほぼ倍増となり1998年3月期に記録した過去最高益にあと少しの水準までの回復が期待されています。こうしたこともあってソニーの強気の評価は8割近い水準となっています。また、2018年3月期に急回復が期待されている任天堂(7974)や、5割近い増益が期待されているアルプス電気(6770)でも強気の評価が8割以上となっています。