3月決算企業の第3四半期決算ではドル円の想定レートを円安方向に見直したこともあって通期の営業利益を上方修正する企業が多くみられました。こうしたなか投資のヒントでは上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄や、上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄を取り上げましたが、そうした上方修正された会社予想をさらに上回る着地での最高益が期待される銘柄もみられます。

そこで今回は第3四半期決算で上方修正された会社予想をコンセンサス予想が3%以上上回る最高益更新期待の3月決算銘柄をピックアップしてみました。そのうち好調な業界動向を反映して7銘柄中2銘柄が半導体製造装置メーカーで、SCREENホールディングス(7735)ではコンセンサス予想が上方修正された会社予想を3%余り上回るほか、上方修正で一転して最高益更新予想となった日立ハイテクノロジーズ(8036)ではコンセンサス予想が会社予想を8%以上上回っています。