1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると2016年4-12月期の上場企業の経常利益は、4-9月期の二桁減益から減益幅が縮小したものの、前年同期比で5%程度の減益となったようです。しかし、こうしたなかでも二桁の大幅増益を第1四半期から続ける企業もみられます。
そこで今期は第1四半期(4-6月期)、第2四半期(7-9月期)、第3四半期(10-12月期)と二桁増益を続け、さらにこの第4四半期(1-3月期)も二桁増益が見込まれることで今期に4四半期連続で大幅増益となりそうな銘柄をピックアップしてみました。例えば西松建設(1820)では第1四半期から大幅増益を続けることで通期で5割近い増益となる見通しで、2000年3月以来17年ぶりに最高益を更新する見込みとなっています。