3月決算企業の第3四半期決算発表と並行して行われていた12月決算企業の本決算発表も先月中旬に終わりましたが、2月決算企業や3月決算企業に先行して発表された新年度の業績予想では最高益更新を見込む企業が少なからずみられました。こうしたなか昨日は二桁増益で最高益更新が見込まれる銘柄を取り上げましたが、今回は一桁増益ながら最高益更新が見込まれる12月決算銘柄をピックアップしてみました。
そのなかには好調な業績を好感して株価が堅調なものもみられます。例えば5%余りの営業増益で前期に続いて最高益更新が期待されるカゴメ(2811)はこの13日に3,030円まで買われ上場来高値を付けたほか、7%近い増益で最高益が見込まれるアサヒグループホールディングス(2502)も13日に昨年来高値を更新しています。また、DIC(4631)やアルプス技研(4641)でも決算発表後に株価が水準を切り上げています。