7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表と並行して行われてきた12月決算銘柄の上期決算発表も先月中旬には終了となりました。そのため8月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は8月第二週以降に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立ったのが大塚ホールディングス(4578)で、上期の営業利益が2割以上の大幅な増益となり、通期の見通しも上方修正したことから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、通期の営業利益の見通しは据え置きとなったものの、当期利益の見込みを引き上げた資生堂(4911)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。

上期決算後に目標株価の引き上げがみられる銘柄はこちらからチェック(PDF)