【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 25962.44  ▼173.35 (8/20)
NASDAQ: 7948.56  ▼54.25 (8/20)

1.概況

米国市場はダウ平均が前日までの3日間で約650ドル以上上げた後で利益確定の売りが出やすいなかイタリアの政局混乱で欧州市場が軟調となった流れを受けて反落となりました。48ドル安でスタートしたダウ平均は120ドル安近くまで売られた後一旦持ち直しプラスに転じる場面もありましたが、24ドル高で上値が押さえられると再びマイナスとなり下げ幅を広げる展開となりました。引けにかけて一段安となったダウ平均は結局173ドル安の25,962ドルとこの日の安値圏で取引を終え4日ぶりに反落となっています。

また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も54ポイント安の7,948ポイントと3日ぶりに反落となりました。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は11業種全てが下げました。そのなかでも金融と素材、生活必需品が1%以上下落したほか、コミュニケーション・サービスとエネルギーも1%近く下げています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中27銘柄が下げました。そのなかでもダウ(DOW)が5%以上下落したほか、アメリカン・エキスプレス(AXP)も2%を超える下落となりました。一方でホーム・デポ(HD)が決算で1株利益が市場予想を上回ったことで4%を上回る上昇となりました。ホーム・デポはダウ平均を1銘柄で60ドル以上押し上げています。

ダウ平均構成銘柄以外では、代替肉のビヨンド・ミート(BYND)が投資判断の引き上げを受けて6%以上上げています。また、半導体のクアルコム(QCOM)も韓国のLG電子と新たに期間5年の特許使用契約を結んだと発表したことで1%以上上げています。百貨店のコールズ(KSS)は決算が減収減益となり既存店売上高も市場予想を下回ったことで7%近く下げました。

5.為替・金利等

長期金利は0.05%低い1.55%となりました。ドル円は106円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株安を受けて下落してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が節目の20,500円を維持できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)