先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算が本格化するなか毎日多くの企業が決算を発表しています。こうしたなか昨日も1日でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても30社を超える企業が決算を発表しました。そこで今回は8日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。

その結果をみるとまだ第1四半期ということもあってほとんどの企業が通期の営業利益の見通しを据え置きました。しかし、前田道路(1883)とダイフク(6383)、シチズン時計(7762)の3社が通期の営業利益の予想を下方修正し、ダイフクでは半導体関連企業の設備投資需要が減少したことや主力の工場向け物流機器の販売が振るわないことなどで小幅な減益予想が二桁の減益予想となっています。

決算集計速報 PART8 昨日の決算はこちらからチェック(PDF)