昨日で先月8日の米大統領選から1カ月が経過しましたが、この間に日経平均は9.3%の上昇となりました。トランプ氏の米大統領選勝利が伝わった11月9日こそ大幅な円高・株安となったものの、その後はトランプ氏が掲げる景気刺激的な経済政策や金融規制緩和への期待からダウ平均が連日で史上最高値を更新するなか、急速に進んだ円安もあって日経平均も年初来高値を更新しています。

そこで今回はこの1カ月の間に日経平均を上回るパフォーマンスをみせながら、さらに上値余地のありそうな銘柄をTOPIX500採用銘柄のなかからピックアップしてみました。例えばトランプ氏と孫正義社長が面談したことでここにきて活況となっているソフトバンクグループ(9984)の株価はこの1ヵ月で2割上昇していますが、目標株価コンセンサスはまだ昨日の株価を9%余り上回っています。