先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も中盤に入ってきましたが、一早く決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は決算集計速報PART2で取り上げた10月28日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかで目標株価の引き上げが目立つのが東京エレクトロン(8035)で、上期業績が上振れたうえ、旺盛な先端投資が続くなか下期の半導体製造装置の売上高が下期として過去最高になる見込みで通期計画を上方修正したこともあって4社が目標株価を引き上げています。そのほか信越化学工業(4063)や豊田自動織機(6201)、デンソー(6902)、HOYA(7741)、大和証券グループ本社(8601)でも3社が目標株価を引き上げています。
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決算後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄はこちらからチェック
もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月期決算企業の第2四半期決算シーズンが本格化しており今週も決算発表が相次ぎます。そうしたなか明日は日揮(1963)や三菱マテリアル(5711)、ジャパンディスプレイ(6740)などが決算を発表する予定です。