先月からスタートした小売り企業を中心とする2月期決算企業の中間決算も先週末でほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞が12日までに決算を発表した主要72社を集計したところ全体の純利益は前年同期比で15％減少したとのことです。節約志向が再び強まるなか、百貨店や総合スーパーの業績が総じて悪化するなど、小売企業は苦戦を強いられていると伝えています。

しかし、こうした厳しい環境のなかでも最高益更新が見込まれるものもあります。そこで今回はそうしたもののなかから二桁の大幅増益で最高益更新が予想される2月期決算銘柄をピックアップしてみました。例えば良品計画（7453）では前期に続いて二桁増益で最高益を更新する見込みとなっているほか、しまむら（8227）では大幅増益によって4期ぶりの最高益が期待されています。