3月期決算銘柄の第1四半期決算発表も終わりとなりましたが、決算発表終了からも2週間以上の期間が経過したことからアナリストの業績予想や目標株価、さらに投資判断の見直しがある程度進んだとみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算企業でレーティング付与が10人以上の銘柄のなかから決算後に強気(強気とやや強気の合計)が増えたものをピックアップしてみました。

そのなかでも特に強気の評価が増えたのがドル円の想定レートを100円に置きながら増益予想の通期見通しを発表した信越化学工業(4063)で、決算後に強気の評価が4人増と大きく増え、決算目前に5割だった強気の割合は7割超まで上昇しています。そして信越化学工業に続いて強気が増えたのがソフトバンクグループ(9984)で、強気の評価が3人増え強気の割合が8割を超える水準となっています。

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