3月期決算企業の第1四半期決算も終了しましたが、日本経済新聞の集計ではこの第1四半期は経常利益が17%減益となったとのことです。しかし、このように大幅減益となるなかでも株価が大きく反応するものが多くみられ、なかには株価が1割以上上昇または下落するような銘柄もありました。そこで今回は決算に好反応を示した銘柄の上値余地を探ってみました。

具体的にはTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に決算発表直後に株価が5%以上上昇した銘柄で、目標株価コンセンサスが株価を15%以上上回るものをピックアップしてみました。例えば決算発表を受けて株価が2割も上昇したダイセル(4202)では目標株価コンセンサスが株価を3割以上上回っているほか、決算後の株価が7%余りの上昇をみせたマツモトキヨシホールディングス(3088)でも目標株価コンセンサスが株価を5割余り上回っています。

決算に好反応を示し一段高が期待できそうな銘柄はこちらからチェック