私は、かなり仕事量が多いタイプだと思うのですが、最近人に云われて気が付いたのですが、それは並行に数多くのタスクをこなしているのではなく、ひとつひとつのタスクに集中して、1タスクに掛かる時間をなるべく小さくして、そして次々にタスクをこなしていき、最終的に多くのタスクをこなすタイプのようです。

何が違うのか?と思われるかも知れませんが、多読だとしても、何冊もの本を家中に分散して置いて、並行してちょっとずつ読むタイプと、一冊ずつ読破していくタイプとあるかと思うのですが、どうやら私は、少なくとも仕事の処理に関しては後者、直列高速処理型のようです。多読力で云うと並列型の方が処理性能が大きいと良く云われますが、受動的に情報を脳に入れる場合と、能動的にタスクを解決してくのでは、自ずとやり方が違っても当然なのかも知れません。

いずれにしろ、直列高速処理型の処理量を増やすには、処理速度を速めるだけです。先日書いたように、処理のプライオリティ付けも極めて重要ですが、先ずは絶対処理可能量を増やさないと、役に立ちません。そして、処理速度を速めるには、とにかく処理の回数を増やすしか方法はないと考えています。脳にも可塑性があり、筋肉と同じ。基礎トレを続けなければ、基礎能力は上がりません。

と、このように七面倒臭く考えて、結局何が云いたいか?何をしてるか?と云うと、時間に少しでも隙間があれば、すぐに新しいタスクを増やして埋めてしまうのです。若さだけで勝負出来る時代はとうに過ぎているので、とにかく継続して訓練、基礎トレするだけです。何か変態的なコラムになりました。これからも努めて忙しくしてまいります!