先月から始まった3月期決算企業の本決算発表も先週で一巡となりましたが、決算発表後に目標株価を見直す動きが引き続きみられます。そこで今回は5月11日の決算集計速報PART3で取り上げた5月2日から10日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算発表後に目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかで目標株価の引き上げが多かったのが、決算発表後に株価が急伸した伊藤忠テクノソリューションズ(4739)や、円高によるマイナスを吸収して最高益更新となりそうなダイキン工業(6367)で3社が目標株価を引き上げています。また、ソフトバンクグループ(9984)でも3社が目標株価を引き上げているほか、引き下げも目立つもののヤマダ電機(9831)オリックス(8591)では2社が目標株価を引き上げています。

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