先月下旬からスタートした3月期決算企業の決算発表も先週で一巡しましたが、日本経済新聞の集計では今期は3%程度の増益となる見込みです。しかし、ドル円の想定レートを前期に比べ10円から15円程度円高に設定したこともあって今期の業績予想を減益とする企業も少なくありませんでした。しかし、会社予想こそ減益となっているもののマーケットが増益を期待する銘柄もみられます。

そこで先月中に決算を発表した企業では、決算発表から3週間以上が経過し決算発表後のアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだとみられることから、今回は4月中に決算を発表した銘柄を対象に会社予想は減益ながらコンセンサス予想が増益となっている銘柄をピックアップしてみました。例えば富士通(6702)の会社予想は小幅な減益ながら、コンセンサス予想は二桁の増益となっています。

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