先月下旬からスタートした3月期決算企業の本決算発表が本格化しています。こうしたなか先週はゴールデンウィークの谷間で決算発表を行う企業も一旦減りましたが、今週に入って再び多くの企業が決算を発表しています。そこで今回は昨日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にその決算を集計してみました。

そのなかで決算を受けて大きく買われた銘柄としては東レ(3402)アマダホールディングス(6113)などがあります。東レは前期に続き二桁増益で最高益を更新する見通しを発表したことから4%以上の上昇となったほか、アマダホールディングスは減益予想ながらコンセンサス予想を上回る会社予想を発表したことで7%近い上昇をみせました。また、前期は減益ながら今期に5割を超す増益予想を発表した住友林業(1911)が10%近い上昇となっています。

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<もう一つのヒント>

来週の決算発表スケジュールは

先月からスタートした決算発表も来週でほぼ終わりとなります。こうしたなか来週の週明けはあおぞら銀行(8304)や三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)などが、週末は東京海上ホールディングス(8766)などの損保各社などが決算発表を予定しています。

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