先週からスタートした3月期決算企業の本決算発表が今週から本格化しており、TOPIX500採用の銘柄でみると昨日までに50社が既に決算発表を終えています。急速に円高が進むなか今回は減益となるのか、それとも増益を確保できるのかにマーケットの関心は高まっていますが、こうしたなか今回は早速、TOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨日までの決算を集計してみました。

そして決算に対する株価の反応は様々で、決算発表を受けて株価が大幅高となるものや反対に大きく下落するものもみられます。例えばコンセンサス予想を上回る強気の会社予想を発表した日立化成(4217)コメリ(8218)では株価が大きく上げています。一方で会社予想が大幅減益でコンセンサス予想を下回った安川電機(6506)イビデン(4062)日野自動車(7205)などが大きく下げています。

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もう一つのヒント

来週の決算発表スケジュールは

3月期決算銘柄の決算発表が本格化していますが、来週は大型連休の谷間で決算発表を行う企業は一旦大きく減少します。こうしたなかで2日はオリンパス(7733)が、そして6日は帝人(3401)や伊藤忠商事(8001)などが決算を発表する予定です。

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