日経平均は先週金曜日に日銀短観の発表を受けて企業業績への懸念が一気に高まり600円近く下げると三角保ち合いを下に放れる格好となりました。そして一昨日に400円近く下げ日経平均が16,000円の節目を下回ると、一目均衡表では三役逆転となっています。昨日は値ごろ感の買いから上昇する場面もみられましたが、結局小幅に下落すると日経平均は2012年11月以来の7日続落となりました。

こうしたなかテクニカル面で短期的に売られすぎとなっている銘柄も少なくありません。そこで今回は2016年3月期と2017年3月期に二桁の増益が見込まれ、業績面での不安がないのにもかかわらず、テクニカルで売られすぎとなっているものをピックアップしてみました。例えばカルビー(2229)では2016年3月期と2017年3月期とも二桁の増益での最高益更新が期待されていますが、25日移動平均とのかい離はマイナス10%近くまで広がっています。

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