昨日の日経平均はドル円が110円台を付けた円高を受けて400円近い下げとなり16,000円を割り込みました。こうしたなか4月に入って増加傾向にあった安値銘柄も昨日は一気に増え一昨日の3倍強の200銘柄が年初来安値を更新しました。円高を受けて今期業績への懸念が広がるなか輸出関連だけでなく内需株も含めた幅広い銘柄に売りが波及しました。

そしてこうした銘柄のなかにはテクニカル的に売られすぎの銘柄も少なくありません。そこで今回は昨日に年初来安値を付けたTOPIX500採用銘柄を対象に、25日移動平均とのマイナス乖離が10%以上と特に大きく、RSI、ストキャスティックスからみても売られすぎとなっている銘柄をピックアップしてみました。そのなかで目立つのが地銀株で、ほくほくフィナンシャルグループ(8377)では25日移動平均とのかい離率がマイナス17%まで広がっています。

年初来安値を付け売られすぎの銘柄は