本日の日本経済新聞では、「還元効果消す業績懸念」との記事が紹介されています。年度末は国内機関投資家の売買が滞りがちだが、昨年と異なるのが個人などの配当狙いの買いの薄さで、国内外の景気がなお不透明で企業業績への懸念がつきまとうため、日銀のマイナス金利政策が後押しする自社株買いも株価押し上げ効果の持続力に欠けると報じています。

そこで今回は今期だけでなく来期も二桁の営業増益が見込まれており、業績に安心感のある銘柄をピックアップしてみました。例えば小野薬品工業(4528)の今期コンセンサス予想をみると8割を上回る増益が見込まれているうえ、来期のコンセンサス予想は今期の3倍の水準となっています。また、今期に急速な業績の回復が見込まれているソニー(6758)では来期も3割近い増益が期待されています。

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