- キャタピラー(CAT)は7月30日(月)寄付き前に決算発表する
- BP(BP)は7月31日(火)寄付き前に決算発表する
- ファイザー(PFE)は7月31日(火)寄付き前に決算発表する
- プロクター&ギャンブル(PG)は7月31日(火)寄付き前に決算発表する
- アップル(AAPL)は7月31日(火)引け後に決算発表する
- スクエア(SQ)は8月1日(水)引け後に決算発表する
- テスラ(TSLA)は8月1日(水)引け後に決算発表する
- シェイクシャック(SHAK)は8月2日(木)引け後に決算発表する
- クラフトハインツ(KHC)は8月3日(金)寄付き前に決算発表する
- ゼネラル・エレクトリック(GE)の決算は予想を上回った
- アルファベット(GOOGL)の決算は予想を上回った
- 3M(MMM)の決算は予想を下回った
- ロッキード・マーチン(LMT)の決算は予想を上回った
- ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)の決算は通年の売上高ガイダンスが悪かった
- ベライゾン(VZ)の決算は予想を上回った
- AT&T(T)の決算は良かった
- ボーイング(BA)の決算は予想を上回った
- コカコーラ(KO)の決算は良かった
- ゼネラル・モーターズ(GM)はコモディティー価格上昇でガイダンスが下がった
- フェイスブック(FB)の決算は予想を下回った
- フォード・モーター(F)の決算は悪かった
- ギリアド・サイエンシズ(GILD)の決算は予想を上回った
- ペイパル(PYPL)の決算は良かった
- ビザ(V)の決算は良かった
- スポティファイ・テクノロジー(SPOT)の決算は予想を下回った
- コムキャスト(CMCSA)の決算は、まちまちだった
- マクドナルド(MCD)の決算は予想を上回った
- アマゾン(AMZN)の決算は、まちまちだった
- スターバックス(SBUX)の決算は良かった
- アトラシアン(TEAM)の決算は良かった
- インテル(INTC)の決算は予想を上回った
キャタピラー(CAT)
キャタピラー(ティッカーシンボル:CAT)は7月30日(月)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$2.74、売上高が140.85億ドルです。
ちなみに4月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想$2.10に対し$2.82、売上高が予想119.9億ドルに対し128.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+30.9%でした。
売上高の増加は主にエンドユーザーの需要の増加が原因です。すべての地域、すべての商品分野で需要が強かったです。加えてディーラーが在庫を積み増したことも貢献しました。
建設機械は北米と中国が好調でした。
鉱業向けでは買い替えサイクルに入っていること、各社の予算の積み増しなどが追い風になっています。
石油・天然ガス部門では油井向けレシプロ・エンジンの需要が旺盛です。
2018年のEPSは予想$9.15に対し、新ガイダンス$10.25~11.25が提示されました。ちなみに旧ガイダンスは$8.25~9.25でした。
BP(BP)
BP(ティッカーシンボル:BP)は7月31日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが14¢、売上高が822.5億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想11¢に対して13¢、売上高が予想694億ドルに対して681.7億ドル、売上高成長率は前年同期比+22.0%でした。
メキシコ湾原油流出事故補償費用を除く営業キャッシュフローは54億ドルでした。川上部門は2014年第3四半期以来、最も儲かりました。原油・天然ガス生産高は370万BOE/日、前年同期比+6%でした。
ファイザー(PFE)
ファイザー(ティッカーシンボル:PFE)は7月31日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが74¢、売上高が133.1億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想74¢に対し77¢、売上高予想131.4億ドルに対し129.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.0%でした。
2018年通年のEPSは予想$2.95に対し、これまでのガイダンス$2.90~3.00が堅持されました。売上高は予想544.5億ドルに対し、これまでのガイダンス535~555億ドルが堅持されました。
プロクター&ギャンブル(PG)
プロクター&ギャンブル(ティッカーシンボル:PG)は7月31日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが90¢、売上高が165.2億ドルです。
ちなみに4月に発表された同社の第3四半期(3月期)決算はEPSが予想99¢に対し$1.00、売上高が予想162.2億ドルに対し162.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+4.3%でした。
2018年のEPSは予想$4.19に対し、新ガイダンス$4.15~4.23が提示されました。売上高は予想669.8億ドルに対し、新ガイダンス670億ドルが提示されています。
アップル(AAPL)
アップル(ティッカーシンボル:AAPL)は7月31日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$2.18、売上高が524.1億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第2四半期(3月期)決算はEPSが予想$2.68に対し$2.73、売上高が予想609.4億ドルに対し611.4億ドル、売上高成長率は前年同期比+15.6%でした。
グロス・マージンは予想38.5%に対し38.3%でした。
iPhone販売数は予想5,200万に対し5,220万(去年同期5,080万)
iPad販売数は予想880万に対し910万(去年同期1,020万)
Mac販売数は予想410万に対し410万(去年同期420万)
地域別売上高は米州+17%の248億ドル、欧州+9%の138.5億ドル、中国+21%の130億ドル、日本+22%の55億ドル、その他アジア+4%の39.6億ドルでした。
第3四半期売上高は予想515.1億ドルに対し、新ガイダンス515~535億ドルが提示されました。グロス・マージンは予想38.4%に対し新ガイダンス38~38.5%が提示されました。
アップルは1,000億ドルの自社株買戻しプログラムを新たに発表しています。また四半期配当をこれまでの63¢から73¢へ引き上げました。
スクエア(SQ)
スクエア(ティッカーシンボル:SQ)は8月1日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが11¢、売上高が3.68億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想5¢に対し6¢、売上高が予想2.93億ドルに対し3.07億ドル、売上高成長率は前年比+50.5%でした。
グロス・ペイメント・ボリュームは+31%の178億ドルでした。
第2四半期EPSは予想12¢に対し、新ガイダンス9~11¢が提示されました。売上高は予想3.34億ドルに対し、新ガイダンス3.55~3.6億ドルが提示されています。
2018年EPSは予想45¢に対し、新ガイダンス44から48¢が、売上高は予想13.5億ドルに対し、新ガイダンス14~14.3億ドルが提示されています。
テスラ(TSLA)
テスラ(ティッカーシンボル:TSLA)は8月1日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが-$2.77、売上高が41.3億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期はEPSが予想-$3.53に対し-$3.35、売上高が予想33億ドルに対し34.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+26.4%でした。
モデル3の生産は4月に一時2,270台/週を記録しました。その後生産ラインを一度止めています。7月までに毎週5,000台の生産高へもってゆく計画です。
モデルSとモデルXの第2四半期のデリバリーは第1四半期とほぼ同じを予想しています。第3四半期にはデリバリー数を増やし、通年では10万台を達成したい考えです。
モデル3の長期でのグロス・マージンは25%を目標に据えています。
2018年の設備投資計画を大幅に下方修正し30億ドル以下とします。因みに2017年の実績は34億ドルでした。
シェイクシャック(SHAK)
シェイクシャックは8月2日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが18¢、売上高が1.11億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想8¢に対し15¢、売上高が予想9,677万ドルに対し9,920万ドル、売上高成長率は前年同期比+29.3%でした。
既存店売上比較は+1.7%でした。修正EBITは前年比+32.8%の1,620万ドルでした。
2018年の売上高は予想4.48億ドルに対し、新ガイダンス4.46~4.5億ドルが提示されました。既存店売上比較は予想±0%に対し、新ガイダンス0~1%が提示されています。
クラフトハインツ(KHC)
クラフトハインツ(ティッカーシンボル:KHC)は8月3日(金)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが92¢、売上高が65.9億ドルです。
ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想81¢に対し89¢、売上高が予想63.2億ドルに対し63億ドル、売上高成長率は前年同期比-0.3%でした。
ゼネラル・エレクトリック(GE)
ゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE)の第2四半期決算はEPSが予想17¢に対し19¢、売上高が予想293.9億ドルに対し301億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.5%でした。
ジェットエンジン、ヘルスケアが好調でした。発電タービン市場は引き続き厳しいと予想されます。
上半期を通じて工業部門の構造的コストを11億ドル削減しました。これは通年での削減目標20億ドルにてらして順調にコスト削減が進捗していることを表しています。
上半期の工業部門のフリー・キャッシュフローは去年に比べて増えており、2018年末の時点での手許キャッシュは150億ドルになると予想しています。
2018年通年のEPSは予想94¢に対しこれまでのガイダンス$1.00~1.07が堅持されました。
アルファベット(GOOGL)
アルファベット(ティッカーシンボル:GOOGL)の第2四半期決算はEPSが予想$9.70に対し$11.75、売上高が予想321.3億ドルに対し326.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+26%でした。
なおアルファベットは7月18日に欧州委員会(EC)が同社に対して課すと発表した43.4億ユーロ(50.7億ドル)の罰金を含めた決算(=GAAP)、ならびにそれを含まない決算の2つを併記しています。
<罰金を含めた決算>
売上高:326.6億ドル
営業利益:28.07億ドル
営業マージン:9%
純利益:31.95億ドル
完全希釈後EPS: $4.54
<罰金を含めない決算>
売上高:326.6億ドル
営業利益:78.78億ドル
営業マージン:24%
完全希釈後EPS:$11.75
グーグル・プロパティー売上高は+26.4%の232.62億ドルでした。うち広告収入は+23.9%の280.87億ドルでした。
トラフィック・アクイジション・コスト(TAC)は+12.1%の34.11億ドルでした。広告売上高に占めるTAC比率は23%でした。
ペイドクリックは前年比+58%、前期比+15%でした。
コスト・パー・クリック(広告単価)は前年比-22%、前期比-10%でした。
3M(MMM)
3M(ティッカーシンボル:MMM)の第2四半期決算はEPSが予想$2.60に対し$2.59、売上高は予想83.6億ドルに対し83.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+7.4%でした。
なお上のEPSの数字は部門売却による一時益(48¢)を除いてあります。
2018年のEPSは予想$10.33に対し新ガイダンス$10.20~10.45が示されました。なお旧ガイダンスは$10.25~$10.55でした。EPSガイダンスが下がった理由は部門売却したビジネスからの利益貢献が無くなるためです。売上高成長率はこれまで通り前年比+3~4%を見込んでいます。
ロッキード・マーチン(LMT)
ロッキード・マーチン(ティッカーシンボル:LMT)の第2四半期決算はEPSが予想$3.92に対し$4.31、売上高が予想127.2億ドルに対し134億ドル、売上高成長率は前年同期比+6.6%でした。
2018年のEPSは予想$16.17に対し新ガイダンス$16.75~17.05が、売上高は予想514.3億ドルに対し新ガイダンス516~531億ドルが提示されました。ちなみに旧ガイダンスは503.5~518.5億ドルでした。
ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)
ユナイテッド・テクノロジーズ(ティッカーシンボル:UTX)の第2四半期はEPSが予想$1.86に対し$1.97、売上高が予想162.6億ドルに対し167億ドル、売上高成長率は前年同期比+9.3%でした。
2018年のEPSは予想$7.11に対し新ガイダンス$7.10~7.25が提示されました。旧ガイダンスは$6.95~7.15でした。売上高は予想647.2億ドルに対し新ガイダンス635~645億ドルが提示されました。旧ガイダンスは630~645億ドルでした。フリー・キャッシュフロー・ガイダンスは不変で45~50億ドルを見込んでいます。
ベライゾン(VZ)
ベライゾン(ティッカーシンボル:VZ)の第2四半期決算はEPSが予想$1.15に対し$1.20、売上高が予想317.8億ドルに対し322億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.4%でした。
ワイヤレス・ポストペイドの新規加入者数は53.1万人でした。このうち39.8万人がスマートフォンでした。
チャーン(顧客離反率)は0.75%でした。これはとても良い数字です。
携帯の売上が好調なため通年の売上高見通しをこれまでの「一桁の下の方」から「一桁の下の方から半ば」へと引き上げます。ちなみにコンセンサス予想は+2.7%です。
修正EPS成長率は「一桁の下の方」というガイダンスを堅持します。設備投資額はこれまでのガイダンス170~178億ドルを堅持しますが、その下限に近い数字になりそうです。
AT&T(T)
AT&T(ティッカーシンボル:T)の第2四半期決算はEPSが予想89¢に対し91¢、売上高が予想384.5億ドルに対し389.9億ドル、売上高成長率は前年同期比-2.1%でした。
ワイヤレス加入者数は+380万人でした。うち米国が310万人、メキシコが75.6万人でした。ビデオ加入者数は+21.9万人でした。
2018年のEPSは予想$3.38に対し$3.50が提示されました。フリー・キャッシュフローの予想は210億ドルに引き上げられました。設備投資額は250億ドルを見込んでいます。
ボーイング(BA)
ボーイング(ティッカーシンボル:BA)の第2四半期決算はEPSが予想$3.25に対し$3.33、売上高が予想240.2億ドルに対し242.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.2%でした。
受注残は4,880億ドル、5,900機でした。
2018年のEPSは予想$14.53に対し新ガイダンス$14.3~14.5が提示されました。売上高は予想977.8億ドルに対し新ガイダンス970~990億ドルが提示されました。なお旧ガイダンスは960~980億ドルでした。
コカコーラ(KO)
コカコーラ(ティッカーシンボル;KO)の第2四半期決算はEPSが予想60¢に対し61¢、売上高が予想85.4億ドルに対し89億ドル、売上高成長率は前年同期比-8.3%でした。なお売上高の減少はボトラー網の再編の影響を受けています。
価格ならびに売上ミックスは+2%でした。とりわけ海外での価格が強かったです。
2018年のEPSは予想$2.08に対し新ガイダンス$2.06~2.10が提示されました。オルガニックな売上高成長率は+4%、オルガニックな営業利益成長率は+9%を見込んでいます。
ゼネラル・モーターズ(GM)
ゼネラル・モーターズ(ティッカーシンボル:GM)の第2四半期決算はEPSが予想$1.80に対し$1.81、売上高は予想366.2億ドルに対し368億ドル、売上高成長率は前年同期比-0.5%でした。
北米EBITは27億ドル、マージンは9.4%でした。国際部門EBITは1億ドル、うち中国のエクイティー・インカムは6億ドルでした。南米事業は赤字でした。
2018年のEPSは予想$6.41に対し新ガイダンス$6.00が提示されました。営業キャッシュフローは115億ドル、フリー・キャッシュフローは40億ドルを見込んでいます。最近、コモディティー価格が高騰しており、それが利益ガイダンスを下げた理由です。
フェイスブック(FB)
フェイスブック(ティッカーシンボル:FB)の第2四半期決算はEPSが予想$1.70に対し$1.74、売上高が予想133.5億ドルに対し132.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+41.9%でした。
広告売上高のうち91%がモバイルでした。
営業費用は前年同期比+50%の73.7億ドルでした。
デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)は前年同期比+11%の14.7億人でした。増加分の大半はインド、インドネシア、フィリピンなどの新興国でした。米国とカナダは横這いでした。
マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)は前年同期比+11%の22.3億人でした。
欧州は新ルール、GDPRの導入でユーザー・アクティビティーが鈍化しました。
フェイスブックはカンファレンスコールの中で第3四半期ならびに第4四半期の売上高成長率が+26%前後へと鈍化すると述べました。
その理由は広告主が広告を出稿する際、これまでの「フィード」ではなく、より訴求力が高い「ストーリー」という手法へ軸足を移してゆく最中だからです。
広告主がまだ「ストーリー」の使い方に習熟しておらず、移行するまでの過渡期に広告収入が落ち込むリスクがあります。
さらにフェイスブックではユーザーのプライバシーならびにデータの管理を強化していますが、その一環としてオプトアウトなどの選択肢をユーザーに与えているため広告収入が減ります。さらに利用できるデータが一部変わるので広告主のターゲティングの仕方に変化が出ます。
これらが来期以降、売上高成長率に急ブレーキがかかる理由だとフェイスブック側は説明しています。なお広告のROI自体には広告主は満足しており、広告主が離反しているのではないと言う説明でした。
フェイスブックの営業費用は売上高より速く成長しているのでマージンは今後下がってきます。現在44%の営業マージンは、数年後には35%付近になるだろうと会社側は説明しています。
また第3四半期の税率は一時要因により25%にジャンプします。ちなみに第2四半期は16%でした。
フォード・モーター(F)
フォード・モーター(ティッカーシンボル:F)の第2四半期決算はEPSが予想30¢に対して27¢、売上高が予想356.3億ドルに対し359億ドル、売上高成長率は前年同期比-2.8%でした。
2018年のEPSは予想$1.51に対し新ガイダンス$1.30~1.50が提示されました。旧ガイダンスは$1.45~$1.70でした。
ギリアド・サイエンシズ(GILD)
ギリアド・サイエンシズ(ティッカーシンボル:GILD)の第2四半期決算はEPSが予想$1.56に対し$1.91、売上高が予想52億ドルに対し56.5億ドル、売上高成長率は前年同期比-20.9%でした。
HIV製品売上高は37億ドルでした。去年同期は32億ドルでした。エムトリバ(核酸系逆転写酵素阻害剤)ならびテノホビル・アラフェナミド塩酸錠(TAF)のグループに属するビクテグラビル(Biktarvy)、デシコビ(Descovy)、ゲンボイヤ配合錠(Genvoya)の各薬が売れ始めていることが貢献しました。
2018年の売上高は予想208億ドルに対し新ガイダンス200~210億ドルが提示されました。
なおジョンF.ミリガンCEOはリタイアすることを発表しています。取締役会は後任選びに入ります。
ペイパル(PYPL)
ペイパル(ティッカーシンボル:PYPL)の第2四半期決算はEPSが予想56¢に対し58¢、売上高が予想38.1億ドルに対し38.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+23.0%でした。
新規口座は+18%の770万口座でした。
支払いトランザクション数は+28%の23億トランザクションでした。
トータル・ペイメント・ボリューム(TPV)は+29%の1,390億ドルでした。
口座当たりトランザクション数は35.7回でした。
第3四半期のEPSは予想54¢に対し新ガイダンス53~55¢が提示されました。売上高は予想37.1億ドルに対し新ガイダンス36.2~36.7億ドルが提示されました。
2018年のEPSは予想$2.34に対し新ガイダンス$2.32~2.35が、売上高は予想153.9億ドルに対し新ガイダンス153~155億ドルが提示されました。
ビザ(V)
ビザ(ティッカーシンボル:V)の第3四半期(6月期)決算はEPSが予想$1.09に対し$1.20、売上高が予想50.9億ドルに対し52.4億ドル、売上高成長率は前年比+14.8%でした。
ペイメント・ボリュームは前年同期比+11%でした。
クロスボーダー・ボリュームは前年同期比+10%でした。
トータル・プロセスト・トランザクションズは+12%の317億ドルでした。
2018年のガイダンスは不変です。売上高成長率は二桁台の下の方。インセンティブ費用は売上高の21.5~22.0%の下限、営業費用成長率は17~19%、営業マージンは60%台の半ばを見込んでいます。
スポティファイ・テクノロジー(SPOT)
スポティファイ・テクノロジー(ティッカーシンボル:SPOT)の第2四半期決算はEPSが予想-€0.66に対し-€2.20、売上高が予想に一致する12.7億ユーロ、売上高成長率は前年同期比+26.4%でした。
為替が大きなネガティブ要因となっており、それを除けば売上高成長率は前年同期比+34%でした。
プレミアム(=サブスクライバー)売上高は+27%の11.5億ユーロでした。
広告売上高は+20%の1.23億ユーロでした。
GDPRが導入された後、売上成長率が鈍化しました。現在、それに応じて経営の軌道修正をしたため売上トレンドは回復しています。GDPRのネガティブ・インパクトは峠を越えたと見ています。
現在のマンスリー・アクティブ・ユーザー数は前年同期比+30%の1.8億人、プレミアム・サブスクライバー数は+40%の8,300万人です。
第3四半期売上高は予想13.1億ユーロに対し新ガイダンス12から14億ユーロが提示されました。第4四半期売上高は予想14.7億ユーロに対し新ガイダンス13.5~15.5億ユーロが提示されました。
コムキャスト(CMCSA)
コムキャスト(ティッカーシンボル:CMCSA)の第2四半期決算はEPSが予想60¢に対し65¢、売上高が予想218.5億ドルに対し217.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+2.1%でした。
ケーブル・コミュニケーション部門売上高は+3.4%、修正EBITDAは+6.5%、新規顧客は+18.2万人、高速インターネット加入者数は+26万人でした。
NBCユニバーサルの売上高は横這い、修正EBITDAは+4.2%でした。
マクドナルド(MCD)
マクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)の第2四半期決算はEPSが予想$1.92に対し$1.99、売上高が予想53.2億ドルに対し53.5億ドル、売上高成長率は前年同期比-11.5%でした。なお売上高はフランチャイズ再編の影響を受けています。
既存店売上比較は+4.0%でした。すべてのセグメントでの売上が好調でした。米国は+2.6%でした。値上げ効果とミックスの改善が寄与しました。
営業利益は-7%でしたがこれはリストラ・チャージが含まれているためです。それを除いた営業利益は+1%でした。
海外の既存店売上比較は+4.9%でした。英国、フランスが好調でした。「ハイ・グロース市場」の既存店売上比較は+2.4%でした。イタリアの貢献が寄与しました。その反面、韓国は低調でした。「ファウンデーション市場」の既存店売上比較は+6.8%でした。これに含まれるすべての地域が好調でした。
アマゾン(AMZN)
アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)の第2四半期決算はEPSが予想$2.53に対し$5.07、売上高が予想533.7億ドルに対し528.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+39.3%でした。
営業利益は+375%の30億ドルでした。予想は17.6億ドルでした。
北米売上高は+44%、営業利益は+321%でした。海外売上高は+21%、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は+49%でした。AWSの営業利益は+79%の16.4億ドルでした。
第3四半期売上高は予想580.4億ドルに対し新ガイダンス540~575億ドルが提示されました。営業利益は予想13億ドルに対し新ガイダンス14~24億ドルが提示されています。
スターバックス(SBUX)
スターバックス(ティッカーシンボル:SBUX)の第3四半期(6月期)決算はEPSが予想60¢に対し62¢、売上高が予想62.5億ドルに対し63.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+11.5%でした。
既存店売上比較は+1%でした。うち値上げ分が+3%、来店客が-2%でした。
地域別では北米+1%うち値上げが+4%、来店客が-2%、中国・アジア太平洋が-1%、うち値上げが+2%、来店客が-3%、欧州中東アフリカが±0%、うち値上げが+3%、来店客が-2%でした。
第4四半期のEPSは予想63¢に対し新ガイダンス68¢が提示されました。
通年の売上高ガイダンスは不変です。また通年のグローバル既存店売上比較はこれまでのガイダンス3%から5%の下限になると予想します。
アトラシアン(TEAM)
アトラシアン(ティッカーシンボル:TEAM)の第4四半期(6月期)決算はEPSが予想12¢に対し13¢、売上高が予想2.33億ドルに対し2.44億ドル、売上高成長率は前年比+39.9%でした。
第1四半期のEPSは予想15¢に対し新ガイダンス19¢が、売上高は予想2.52億ドルに対し新ガイダンス2.58~2.6億ドルが提示されました。
2019年度のEPSは予想66¢に対し新ガイダンス77¢が、売上高は予想11.1億ドルに対し新ガイダンス11.46~11.54億ドルが提示されています。
また同社はSlackと戦略的業務提携を発表しています。アトラシアンは現在StrideとHipchatというリアルタイム・コミュニケーション・サービスを提供しています。Slackを加えることでアトラシアンはこれらの旧サービスを廃止します。StrideならびにHipchatのインテレクチュアル・プロパティーズはSlackに継承されます。
インテル(INTC)
インテル(ティカーシンボル:INTC)の第2四半期決算はEPSが予想97¢に対し$1.04、売上高が予想167.8億ドルに対し169.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+14.9%でした。
第3四半期のEPSは予想$1.08に対し新ガイダンス$1.10~1.20が提示されました。売上高は予想176.2億ドルに対し新ガイダンス176~186億ドルが提示されています。
2018年のEPSは予想$4.01に対し新ガイダンス$3.94~4.36が、売上高は予想683.8億ドルに対し新ガイダンス685~705億ドルが提示されました。