3月期決算企業の第3四半期決算発表もほぼ一巡となりました。その第3四半期決算を振り返ると、決算発表を受けて株価が急落するケースが比較的多くみられたことや、日経平均のEPS(1株利益)が決算発表が進むにつれて低下していることもあって業績予想の下方修正が目立ったといった印象です。しかし、上方修正に踏み切る企業も決して少なくありませんでした。

そしてそうした銘柄のなかにはこの第3四半期だけでなく第1四半期、第2四半期と四半期決算ごとに上方修正を行っているものもみられます。そこで今回はそうした上方修正を繰り返している優等生銘柄をピックアップしてみました。例えば帝人(3401)では期初に475億円を見込んでいた営業利益が四半期決算ごとに50億円から70億円程度上方修正され、この第3四半期決算時点では650億円まで拡大しています。

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