先週からスタートした3月期決算企業の中間決算発表が今週から本格化しています。TOPIX500採用の銘柄でみると昨日までに40社余りの企業が既に決算発表を終えました。そこで今回は早速、TOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨日までの決算を集計してみました。まだ、決算発表は始まったばかりですが、中間決算ということもあって第1四半期決算に比べ通期の業績予想を修正する企業も比較的多くみられます。

そしてそうした銘柄では決算を受けて株価が大きく動いたものもみられます。例えば27日に決算を発表したファナック(6954)東京エレクトロン(8035)、さらに28日に決算を発表したオークマ(6103)では通期業績予想の上方修正を受けて株価が大きく上昇しました。一方で業績予想を下方修正した日立金属(5486)日立建機(6305)日本精工(6471)スタンレー電気(6923)では株価が大きく下げています。また、20日に決算を発表した安川電機(6506)は業績予想を据え置いたものの、過度の業績悪化懸念が後退し10%高と急伸しました。

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もう一つのヒント

明日の決算発表スケジュールは

今週から本格化している3月期決算銘柄の中間決算発表はTOPIX500採用の3月期決算銘柄でみると明日が決算発表のピークです。90社以上の企業が決算を発表する予定で、大手海運や三菱重工業(7011)、三菱地所(8802)、NTTドコモ(9437)などが決算を発表する予定です。

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