ドル/円は95円を前に失速の気配が出てきたのでしょうか?2/22に付けた高値94.73円は心理的節目に近いと同時に、2010年5月の戻り高値94.99円の節目が意識されたとみています。2007年6月高値124円を起点とした中期下落トレンドの中でも、2010年5月高値は2009年9月高値101.44円に次ぐ重要な節目です。また図表で示しました通り、2010年5月高値~2011年3月安値76.25円までの下げ幅18.74円を、2012年2月安値76.03円から逆に上げ幅で当てはめた94.77円と同値であること。2010年5月以降でみた高値の周期では「247日」が応答するタイミングでもありました。縦軸と横軸の均衡点ということで、当面の高値を形成した可能性は高いとみていいのかもしれません。

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仮に、「247日」の周期がそのまま先に続けばの話ですが、次の高値変化日は2014年1月後半~2月前半。当面の上値メドは101.84円処に注目したいところです。二番底形成の初動幅8.83円の二層倍とみた目標値であると同時に、1999年1月安値101.58円、2005年1月安値101.67円、2009年4月高値101.44円が通る中期のネックラインです。

一方、「226~230日」の安値周期で見た場合、足元の調整は4月中旬頃に安値を付けに行く可能性が高い! 調整が長引く場合は7月後半まで延びる可能性もあるとみています。下値メドは、2010年5月高値94.99円や2012年3月高値84.18円からの調整幅7.05円を、2/22高値から同値幅下げた87.68円処。90.15円を下回ると新値十本足が陰転します。

東野幸利
株式会社DZHフィナンシャルリサーチ