昨日から書き始めたお盆特集の続編です。日中まとまった時間があると何故に投資にビッグチャンスなのか?それは端的に云うと3つです。普段読まない本を読める。普段は出来ない少々面倒くさい投資のための下ごしらえのような作業が出来る。まぁここまでは夜でも出来なくはないのですが、もうひとつは日中にしか出来ない、或ることです。

今日は先ずは本の話。世の中には色々な投資に関する書籍がありますが、私がお勧めするのは、行動経済学についての本です。「予想どおりに不合理」と云う、ダン・アリエリー著の本があります。原題は、「Predictably Irrational:The Hidden Forces That Shape Our Decisions」です。これはダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を取った行動経済学を理解するのに適した、読書して面白い本ですが、著者のダン・アリエリーはイグ・ノーベル賞を受賞しており、中々ユニークな人です。

トレーディングをする上でも、投資をする上でも、自分がどのように不合理に判断をしがちであることを知ることは、より合理的な判断をする上で極めて有効です。どんな投資本を読んでも、最後に判断・行動する時に、不合理に動いてしまっては元の木阿弥です。この本は普遍的に重要なポイントを教えてくれます。投資以外の人生の場面々々での判断にも役立ちます。お勧めです。

もうひとつお勧めの本は、本屋さんでの雑誌なのですが、これはビッグチャンス3点セットの2点目に関連するので、また次回(多分明日)に書きます!