日本では、夫婦箸というと黒赤・長短が一般的です。先日、イスラエルからの客人達と御飯を食べている時に、何か思い出となるお土産を用意してあげようという話になり、名前入りの夫婦箸をプレゼントすることになりました。

「名前入れようか?」「うん、それは嬉しい」「英語の他に仮名も入れようか?」(ここで仮名の説明に入り、色々とやり取りの後、入れてくれとなりました)「あなた達だけでなくて、あなたの significant other の分も用意しようか?」「それはとってもありがたい!」「OK、色は、その場合、黒と赤にするのが日本では一般的なんだけど、それでいい?」「おー、そうか。そうしてくれ!」「それからサイズ。通常、男性用は長め、女性用は短めなんだけど、それでいい?」

ここでピタッと会話のやり取りが止まりました。もう一回丁寧に説明すると、皆は顔を見合わせ、なにやら難解な表情。そこで「んじゃ、長さ・サイズは同じにしようか?」と聞くと、一同安堵の表情を出し、「それはありがたい!」となったのでした。なるほどー、大きさは問題なのかぁ-。

それぞれの地域に、それぞれの考え方や文化があります。決めつけないで、常にフラットな気構えで接していくことが大切だと思いました。でもこのプレゼントはとっても喜んでくれました(まだ製作中ですが)。相手を思う気持ちは世界共通ですね!