先日ニューヨークに出張で行った時に、ニューヨーカーと話をしていたら、その人があることに気付いてくれました。私はニューヨークに住んだことは、新卒の時に9ヶ月ちょっとと、ソロモンからゴールドマンに転職した時に1ヶ月程度、そしてゴールドマンで一時期グローバルの証券化ビジネスの責任パートナーとして2ヶ月ちょっといた、計1年程度だけなのですが、出張等でニューヨークに行ったことはこの30年間で恐らく200回程度あります。

1回の滞在の長さは、短いと2日、長いと1週間程度で、平均3日としても600日、4日なら800日になります。これと上記の1年を足すと、ザックリ3年間ほどニューヨークにいたことになります。しかも季節はほぼまんべんなく1年中にまたがっていますし、期間も過去30年間となると、街の変遷もずっと見ている訳で、ずっと住んでいたのと同じような経験をしているねと、そうニューヨーカーに云われたのでした。

うーむ、確かに!私はニューヨークにはかなり詳しいのですが、それももっともなことであると、自分でも納得したのでした。何事も数字で確認すると、新しい発見があるものです。今年もあと1回だけニューヨークに行きます。定点観測を続けたいと思います。