投資とはどういう意味だろうか。自分投資という言葉があるが、自分を売買するなんてこと考えられないので、この場合は「お金をかける」といった意味だろうか。投資に失敗するという言葉があるので、単にお金をかけるだけでなく、利益とかなにかしらのリターンを期待していることになるだろう。投資家という言葉があるが、では投資家とは皆お金が湯水のようにある人かというと、そうとは限らないので、利益とか何かしらのリターンとは、必ずしも大きなものでなければならない訳ではなく、かけるお金もそのサイズは如何様でもあり得ると思われる。

投資とは、利益とか何かしらのリターンを期待してお金をかける心の持ち様、を云うのだろうか。いや、時間を投資するという言葉もあるから、かけるものはお金でなくてもいいのだろう。そう考えると、投資とは何かしらのベターな結果を望む心の持ち様だろうか。それでは向上心とあまり変わらない。実際、投資の本質は向上心かも知れない。その向上心の表れ方が、「お金を増やす」というケースが少なくとも今まで多かったので、なんとなくの現代における「投資」のイメージがあるのかも知れない。

私は投資が好きだ。だからその定義からも、投資は上手になりたい。◆そんなことを思っていたら、「最強の株式投資法」なる本が出たらしい。そんなものがある訳があるか。しかし投資の本質は向上心であると考える私は、思わず買ってしまった。ちょっと読み始めたが面白い。今週末にしっかり読もう。
(注:◆以降ここまでは、嘘はありませんが、若干営業が含まれていることを白状しますので、予め御了承下さい)

さて、今晩から大分です。明日、東証が推進する個人投資家向けの全国啓蒙活動である「+YOUニッポン応援全国キャラバン」で大分で講演するためです。向上心についても話したいと思います。ロング・ウィークエンドです。良い週末をお過ごし下さい。