今、ボストンの空港で飛行機の中にいます。ニューヨークに戻る飛行機なのですが、色々な事情が重なり、自分が行動を起こすのが恐らくほんの1、2分遅かったために、ニューヨークに着くのが2時間以上遅れそうです。

もう少し正確に云うと、元々は午後7時半頃にニューヨークに着く飛行機だったところ、ミーティングの時間をちょっと調整して、1時間早い便に乗れるようにしたのですが、その便の出発が30分遅れることになり、更には1時間遅れることになり、そうして元々の便の出発時刻と同じになってしまった訳ですが、更にニューヨークの空港が混んでいて管制塔から待ったが掛かり、更に飛行機の乗客や燃料の入れ方がバランスが悪いことが分かり、一旦ブリッジを離れていたのに、ブリッジに戻って数名新たに乗客を乗せたり燃料を入れたりで法定条件を満たし、そうしてようやくニューヨークの空港も着陸出来そうになって、なんとか午後9時前にはニューヨークに着陸出来そうになりました。

ところで、便の出発が30分遅れから1時間遅れになって、その数分後に、ならば更に一本早い便に乗ろうとしたのですが、大勢の乗客が同じ行動を取り、なんと40人以上のスタンバイ(空席があったら乗り込めるもの)が出来て、36人乗れたのですが、私は41人目で、乗れませんでした。これに乗れていれば、ニューヨークには6時過ぎに着いたことになります。その差なんと3時間弱。スタンバイに並ぶのがあと1、2分早かったら、全然違う結果になっていたことになります。むぅー、後悔!乗る便が30分遅れになった時に、すぐに早い便のスタンバイを取りに行くべきでした。

行動は一瞬、一回。そしてその結果は長い時間影響をもたらします。アウェイの環境だったとは云え、こんなことはもう嫌ですし、翻って考えるに、今更ながら学ぶことは多かったと思います。常に、周りに注意を巡らしていること。どんな時も。それしかないと、思い知らされた一々でした。でもローガン空港には、恩を返したって感じかな!週末には東京に戻ります!