マーケットが引き続き荒れています。大荒れと云うべきでしょう。原油が下げ止まらない。中国の経済成長がやはり鈍化していそうで、かつその発表されるデータを信じ切れない。アメリカもイランも原油の輸出を再開する中で、原油安がすぐに反転するとも思いにくいです。唯一、中東情勢が極端に悪化すれば原油安は止まるかも知れませんが、そう云う時は株式市場にはマイナスでしょう。中国のデータの信憑性がすぐに上がることは、これも考えにくいです。そう考えると、マーケットが荒れる原因が中々排除できないので、暫くはこのような状況が続くと考えるべきでしょうか。マーケットのアヤで、売られ過ぎれば買い戻されるでしょう。しかし雰囲気は当面悪そうです。
マーケットのことはマーケットに聞け。何でマーケットがそう動くかに、耳を澄まし、目を凝らしていく必要があります。