私は筆無精ですが、たまに御礼状だけは書きます。字もとんでもなく下手で、慣れないことなので文章も上手に書けないのですが、それでもなるべく御礼状は書くようにしています。御礼状をいつでも書けるように、便箋と封筒は常に用意してあります。
御礼状を書くには時間が掛かります。今時、もっとも大切な資産は時間であると思われるので、時間を掛けるということ自体に、或る意味で価値があるのだと思います。人との付き合いとその深さは、時間の掛け方に比例すると、或る人が私に云ったことがありますが、蓋し名言、その通りだと思います。
しかし自分の字を見る度に、少々げんなりします。自分の味を残しつつ、ちょっと上手になる手はないものでしょうか?ま、いずれにしろ、上手になることは私の場合あり得ないと思うので、これからも字は下手でも、心を込めてお手紙を書いていきたいと思います。