報道によると昨年度、小中高校における運動会とその練習中に、なんと482人もの生徒が骨折していたとのこと。なんと!これはビックリしました。そんなに大勢なのか!なんでそれでもムカデ競走をするんだ!なんてことを考え始めたのですが、ふと、この数字が果たして大きいのか小さいのかが気になりました。
明治政府は尋常小学校を郵便局の数よりちょっと多く作ったと云いますから、多くの合併が行われたとしても、公立の小学校は2万はあるでしょうか。それに私立の小学校、そして中学校と高校。全部併せると、ドタ勘で、全国に小中高校は5万校程度あるでしょうか?すいません調べていません。仮にその程度だとすると、482人というのは、昨年度ほぼ100校にひとり、ムカデ競走で骨折をしたことになります。ほぉう。それなら十分ある話のように思えます。最初にビックリした時と、自分の中での印象が大きく違います。
なべて数字は、ちゃんと比較できる文脈に引き直して考えることが大切ですね。これは投資の世界でもとっても重要なコンセプトです。気を付けましょう!