音楽が好きで、昔はレコードを良く聴き、今はCDを良く聴き、iPodも愛用していますが、Apple Musicを使い始めて、その便利さ・楽しさに、開いた口がふさがらない、耳が閉じない、眠れない状態です。何でもいつでも、かつ月額定額で聴けるというのは、記憶をたぐり寄せることも、新しい発見をすることも容易であり、本当に画期的だと思います。
しかしライブでしか味わえない醍醐味というものもあり、それは音楽が音を超えてその空間となることだと思います。ライブハウスも楽しいですが、やはりコンサートが一番です。その迫力が文字通り桁違いなだけでなく、そこにはその土地柄も含めた文化を感じられるからです。所変われば品変わる、とは良く云ったもので、コンサートは音楽以外にも、何を買えるか、何を食べられるか、飲めるか、または出来ないか、どんな年代の、どんな感じの人たちが来るのか、何を着てくるのか、どういう聴き方をするのか、等々、感じるポイントは無数にあります。
前座のあるなしも土地々々のしきたりがあるようで、日本では普通前座はありませんが、彼の国アメリカでは前座2時間半、本編2時間、なんてこともあり、またそれらに観衆がどう反応するかも、これまた鑑賞の対象にもなり得ます。そして何よりもコンサートなどライブの最大の醍醐味は、演奏者と観衆の間にダイナミックな関係が生まれて、そこにしか存在しない何かが生まれ、その一部になれることだと思います。
さはさりながら、コンサートなんてそんな簡単には行けないので、Apple Musicで、様々な音の旅をしたいと思います。音楽っていいですね!