三井物産は、4月からの次期社長を、なんと役員序列で32人抜き、しかも現在取締役でない執行役員、現社長64歳から新社長54歳とする人事を発表しました。いやー中々やりますね。もちろん私は、当該企業の内情も大勢いらっしゃるであろう様々な人材方々のことを知る由もなく、具体的なことについては全くの無知識・門外漢ですが、その外形的な社長人事の内容、それを実行する意志というか気迫には、嬉しいダイナミズムを感じ、敬意を表したいと思います。プロスポーツチームにおいて、キャプテンは年功序列ではなく、適材適所が行われ、年令・経験に囚われずにキャプテンのもとにチームが一致団結して勝負に挑むように、闘う企業はこうでなければいけない、という一つのモデルケースだと思います。繰り返しますが、個別の内容を評価できる立場にないので、あくまでも外形的な分類から話しているだけではあります。ROE元年の日本の今年。もっともっと企業のダイナミズムが発現してくると面白いですね!