飛行機の中で、映画を二本観ました。「THE HUNDRED-FOOT JOURNEY」と「IF ISTAY」。どちらも知らない映画でしたが、いい映画でした。長時間のフライトに乗ると、いつも必ず何か映画を選んで観ます。私はどんな映画を観ても、大抵の場合一旦観始めれば最後まで観て、取り敢えずは感動するイージーな人間です。ですから自分ウォッチとしては、観て感動したか・どこに感動したか、よりも、どんな映画を選んで観たか、の方が気になります。どこかで、或る意味、その時の自分の拓本である可能性があると思うのです。
これは聴く音楽や買う小説も同様なのですが、音楽や小説は先ず買わないといけないので、勢い既に持っているものを反芻しがちですが、飛行機の中では、時間が余り、かついくつもの映画がただで並んで待っているので、この拓本的自分情報を生成、或いは採取しやすいように思います。実際、観てきた映画の指向は、時と共に変わってきました。
但しどんな時でも決して変わらない向きがあります。それはハッピーエンドであること。稀に選び間違えて、最後まで観たらハッピーエンドでないことがあり、そうすると後悔することになります。いわゆるハッピーエンドでなくとも、後味が悪くなく、楽しめる作品であれば好きです。エンターテイメントですね。仕事も含めて何事もエンターテイニングに生きたいと思います。